PIMミュージックスクールでは

年齢に応じて絶対音感教育なども取り入れながら、総合的な視点でしっかりとした音楽的基礎力を確立するところからレッスンを進めています。年3回のおさらい会、コンクール等に参加する生徒を対象として行う弾き合い会など、実際に人前で演奏する機会も豊富にありますので、楽しく、効果的に音楽を学ぶことができます。

基礎の大切さ

ピアノなどの楽器を習得する上で練習は欠かすことができないものです。耳を開き、感覚を研ぎ澄ました毎日の練習は必ず大きな効果をもたらします。その練習も、基礎が身についていなければ効果が見込めないだけではなく、思わしくない状況に陥ってしまいます。読譜力、技術的なことはもちろんですが、正しいテンポ感、拍感、リズム感などを気にせずに練習を続けてしまうことで、感覚が鈍り、こういったことに無頓着な演奏をする習慣がついてしまうのです。つまり、良い習慣をつけなければ悪い習慣がついてしまうというわけです。そして、しっかりとした基礎があってこそ「練習は裏切らない」ということが言えるのです。

絶対音感教育について

絶対音感(absolute pitch)とは、ある音を単独(比較の基準となる音が無い状況)で聴いた時に音高を瞬時に認識する能力です(下記参照⇨相対音感)。ピアノなどの楽器に限った場合から生活音まで含まれる場合などその精度には個人差があり、精度が高いが故に、管楽器などに見られる移調楽器を扱う際に却って邪魔になってしまうケースなどもあります。当然のことながら必須の要素ではありませんが、楽曲などの理解に役立つ場面も多いといえます。
絶対音感は、幼児期にピアノ、ヴァイオリンなどの楽器を始められる生徒さんに身につき易く、年齢が上がるに従って難しくなる傾向があります。楽器に触れているうちに自然に身につくことも少なくありませんが、適宜取り入れることでそれを促すことができます。

☆相対音感(relative pitch): 比較の基準となる音との相対的な音程感によって音高を識別する能力。音楽を学ぶ上で大切な要素である。相対音感は年齢を問わず訓練により精度を高めることが期待できる。